ex1:つくる人たちの戯れ:商品作製メッセージ集



※容赦なくアクリルガラスのネタバレをしています。
 ユニットアイコンの横に出典元がある場合はアクリルガラスの該当話が元ネタです。


第2週目:普通の軽トラック

 (出典:アクリルガラスのくもり/烏のスナッチブルー)
タカミネ「今回アルカールカ水族館がご紹介する商品はァ〜こちらの軽トラック!!イエーイ!!」
ジョン「……」
タカミネ「ジョン・ブラックくんどうしたの?何かありまして?」
ジョン「死ぬほど悪趣味だなと思いまして……」
タカミネ「まあ俺たちわざとやってるからね。読者の腹筋狙撃する方向で動いてるからね。マーケットはふざけていいって天啓があるから」
ジョン「メタメタしいよ……」
補足:くもりでずっと2連トラックしたと思い続けていたら片方シュレディンガーのトラックだったのでいっそ実装した。ジョンが悪趣味だとかメタいとか言ってるのはこのせい。

第3週目:干物プリントTシャツ

 (出典:テキレボ4キャラクターカタログ)
タカミネ「本日の商品!!ハァイ!!!!めくるめくクソTシャツ!!見ろこのクソっぷり」
ジョン「……」
タカミネ「流石だねその顔。このためだけに用意されたっても過言じゃない顔してる」
ジョン「趣味が完全に崩壊しているようにしか見えないが」
タカミネ「某同人誌即売会のごんぶと無料配布で趣味と童貞書かれた話する?」
ジョン「結構です……」
補足:タカミネの趣味と好きなものの初出から。魚の干物が好きです。クソTシャツ集めが趣味です。足して2で割るとこうじゃ。某同人誌即売会のごんぶと無料配布はキャラログのことです。

第4週目:アルカールカ水族館ペアチケット

 (出典:アクリルガラスのあいだ)
タカミネ「さーて。ジョンブラックくぅーん覚えがあるんじゃないかぁーい??」
ジョン「」
タカミネ「あのさあ困ったらうわっみたいな顔してこっち見るのやめない?何?」
ジョン「何もクソも……」
タカミネ「駄目だよそうやって俺に全責任押し付けてくんの。君だよモブの財布からペアチケットスッたの」
ジョン「ッス……」
リンジー「お陰でこのざまだからな。このざまについては各自アクリルガラスシリーズ既刊を参照されたい」
タカミネ「流れるようにダイマするやつ初めて見た」
補足:いわゆるすべてがここから始まった。でもよくよく考えてみたら本文にはペアチケットとは書いてなかった気がする。偶然チケットが2枚入っていたうちの1枚を使ったんだ。そういうことにしてくれ。

第5週目:大人向け本セット

タカミネ「……。…………あの?」
リンジー「……誰だ犯人。お前か?」
タカミネ「いやいやいや俺じゃない断じて違うホントマジで第一こういうのコンビニの定番だけど子供がいるからうちに置かないでしょっていうかこれ俺のあるんだけど何で」
ジョン「(あるんだ……いや俺のもあるけど……)」
ベル「(どやっ)」
タカミネ「……ベルすけさんさあー。君なんか面白そうだからって持ってきた顔してるね?」
ベル「(ふんすふんす)」
タカミネ「……っていうか何か分厚いの混ざってない?これエロイブックじゃないよね?」
ジョン「俺たちはむしろ何故私物がここに持ち出されているかについて考えるべきだと思う……」
タカミネ「ほんとだよ。そもそもいい年した野郎が集ってエロ本の話してるのがもうだめだよこれ」
補足:出典をすきまの人魚学概説にするか真剣に悩みました(別にエロ本の話はしてない)。あとエロ本じゃなくてすきま出典で論文売るかもかなり悩んだけどネタに負けた 上から女教師(タカミネ)・巨乳(ジョン)・専門書(リンジー)・人妻(ノア)です。

第6週目:マフラー(モスグリーン)

 (出典:アクリルガラスのくもり/はねのわだちをきりさいて)
タカミネ「……」
ジョン「……」
ウミモ「なんじゃお前ら。不服か。昆布茶を提案したらいやだ……って顔をされたわの身にもなるがよい」
タカミネ「いやなんで昆布茶なんすか。紅茶の大地に帰れよ」
ウミモ「嫌じゃ。そもそもわが商品説明にまで駆り出されているのは“あいこん枠”が足りないっていう大人の」
タカミネ「大人の事情言うなや!!メッタメタじゃねえか!!」
ウミモ「じゃかあしい!!今までメタじゃないことがあったか!!」
タカミネ「……先週……」
ジョン「……ひとついいっす?」
タカミネ「はい」
ジョン「なーんでまた俺の私物なの!?このコンビニなんで他人の私物売るの!?」
タカミネ「市販品だろそれ!?偶然にもデザインが一致しただけだろ!?」
補足:私物の上に忘れ物。もっと言うと……おっとなんでもない。たぶん今現物はみかんが持ってるんじゃないでしょうか。

第7週目:ペンギンぐい呑みセット

タカミネ「……ペンギン」
ノア「ペンギンですね」

タカミネ「そのペンギンどこから持ってきたの」
リズクロア「倉庫にいました」
タカミネ「倉庫」
リズクロア「せっかくなので」
リズクロア「このように、酒と抱き合わせ販売することにより多方面への需要を狙ったペンギンです」
ノア「そうですね。悪くない路線だと思います」
タカミネ「鴨が葱を背負ってくるはよく言うけどペンギンが酒……ってかペンギンどうすんのそれ最終的に」
リズクロア「そうですね。蒸して油を取ればいいのではないでしょうか」
タカミネ「蒸して油」
ノア「ご存知ありません?燃料用の油として使われていたことがあるそうですよ」
タカミネ「どうせなら酒のツマミになるようなもんつけとけよ……」
補足:他人(ENo11)のキャラ(とも言えるペンギン)を売りさばく水族館。そして商品は先方に入荷され無事帰っていきました(無事とは?)ちゃんと許可取ったんですよ。

第8週目:アクリルガラスの欠片

リンジー「……。……これ俺やんなきゃだめ?」
みかん「駄目だよリンジー!あったりまえじゃん、マーケットはふざけていいって天啓が」
リンジー「オアーオッ!?っていうかいたのかお前」
みかん「シンシュツキボツってやーつ?強いね!」
リンジー「そうだね……」
みかん「んでんで?今日のはなーに?」
リンジー「アクリル片」
みかん「……」
リンジー「……」
みかん「あれだね。こう、人を撲殺するように!みたいな?」
リンジー「そんな意図はない。まー、飾りくらいにはなるんじゃないか……」
みかん「なんかあれだ。セーブポイントみたいに光らせよう」
リンジー「……加工サービスなどはいたしておりませーん」
みかん「セーブポイント!一家にひとつ!つよそう!」
リンジー「そうだね……」
補足:この水族館ついに壊れた備品売り出してるって言われたしアイコンは面倒だった(ガラス感が出ない)。でもアクリルガラス売るよりお手頃だと思いませんか?(闇高級品)

第9週目:麦わら帽子(子供サイズ)

 (出典:アクリルガラスのくびわ/俺とあいつと人魚の縁側)
みかん「あいはい!これみかんのやつだね。昔被ってたやつだ」
リンジー「そうそう……被せてた帽子落としたから、慌てて買ったやつ」
みかん「だっけ。みかんさっぱり覚えてないな」
リンジー「そうだよ……しかも追いかけて海に飛び込もうとするから焦った焦った」
みかん「みかんそんなアクギャクヒドーなことしてたのか。さっぱり覚えてないけど」
リンジー「いやあほんとにあれはひどかった。フェリーから飛び込むのは禁止だいくらなんでも」
みかん「みかん昔のほうが度胸あるんじゃないかな」
リンジー「なんだろうとやっていいことと悪いことがあることは切実に分かってほしかった」
みかん「次のみかんはそういう愚はしない。たぶん」
リンジー「……ハアー???」
みかん「嘘だって!!もうしない!!たぶん」
リンジー「なんで言い切れないんだよそこで」
補足:久々に出典があるやつになりました。子供用なのでコンビニにいるみかんはもう被れない。

第10週目:アルカールカのおもいで

……
みかん「そ、これは、みかんの壮大で壮絶な一生……いやまだ死んでないけど、の、欠片……」
みかん「やめたやめた。タカミネがうつる」
みかん「ま、うん。ぜんぶみかんがやりました。っていうか、みかんの考えたこと、かみさまがやってくれてたって感じ……」
みかん「それはそれで関係ないけど、これはみかんの大切な写真だよ。他にもね、おとうさんとおかあさんと撮ったやつとか、タカミネに抱っこされてるのとかある。」
みかん「……でも、うん。そうなんだ、実は、この写真、ちょっとおかしいんだよね。みかんがこうやって撮りたかった、――かもしれない……そういうやつだから。」
みかん「もうみかんたちは忘れてしまうけど、みかんたちが走った夕闇の下のこと、覚えていてくれると嬉しいな。」
補足:みかんが水槽の外を出歩けるようになった頃には、もうリンジーはアルカールカにはいないので画像の写真は成立しないのです。そこまで含めてみかんの願いでしたというオチ